草叢の上のティータイム

なおみーんのあれやこれやを書いていきます。

「内なる子供たち」

 

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夢の向こうへ


ありがとうございます<m(__)m>

 Gallery  hydrangeaでの企画公募展「内なるこどもたち」5月10日まで参加させて頂いてます。お陰様で4点出した絵、昨日時点で全て完売致しました。ご購入下さった方本当にありがとうございました。またツイッター等でいいねRT等拡散にご協力くださった方、時に厳しい言葉で支えてくれた友人、好きなように創作活動させてくれて、手抜き家事に文句も言わず支えてくれた家族にも感謝です。いつもありがとうございます。

 冬の終わりくらいから今年はずっと制作に明け暮れていて、やっと一息つきました。まず絵本の制作に追われ、3月21日に念願かなって初出版することができました。その次に4月初旬の喫茶ギャラリーりんごやさんでの個展でしたが、世の中の状況が絵の準備をしている間に様変わりしてしまい、やむなく延期となりました。しばらく気が抜けたようになっていたものの、Hydrangeaさんでの公募展がありましたので、気を取り直しラストスパートでぎりぎりまで集中しました。Hydrangeaさんでの展示はグループ展ですから出展数も少なくてすみますし、昨年暮れの展示である程度様子がわかっていたこと、オーナーさんはこのような状況の中で、臨機応変に対応していて、またこちらにも誠実かつ明確に対応策を提示して下さいますのでお任せしようと思いました。Web上とはいえ多くの方に見て頂けているようで大変うれしく思います。

 今回「内なるこどもたち」インナーチャイルドをテーマにした絵を描きました。もともと自分の絵のテーマにあるものですから、描きやすいものではありましたが、このようなご時世で、お家で過ごす方も多いと思われますし、できるだけ見る方の心を癒すことのできるような作品、普段絵を飾ることに敷居を高く感じている方でも飾りやすいようになるべく小さめの作品を制作しようと思いました。今回鉛筆画の作品を2点入れてみたのですが、これまで色鉛筆と水彩を使った作品を描いたりしていたので自分の中ではそれほど違ったことをしている感じはしていません。私はどちらかというと自分の世界観を表現するために、どのような手段をとったらより伝わるかといった考え方をしてしまうので、見る方によっては前とちょっと違うなと思われる方もいるかもしれませんが、でも少しづつ自分の世界観が形になってきていると実感しています。マイペースではありますが描き続けたいと思います。

 ところで皆さんはインナーチャイルド(自分の中の子供)を愛していますか?私も随分長い事放っておいて、インナーチャイルドが埃をかぶりボロボロの傷だらけになっていたことがありました。ちょっと油断をすると忘れてしまうので、代わりにお人形を机の上に並べてみたり、小さいときの写真を見たりしています。インナーチャイルドは泣きたいときに泣き、喜ぶときは体中で喜び、心から楽しみ、怒るときは怒る、ありのままの自分です。悲しみにくれているときは優しく包んであげたいものです。

 インナーチャイルドの事を考える時、思い浮かべる詩があります。茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩の中の

 

 自分の感受性くらい

 自分で守れ

 ばかものよ

 

という一節です。私の中で絵を描くこと、自己表現をしていくことは、自分の感受性(インナーチャイルド)を守ることでもあるなと考えています。

 

 Gallery  hydrangea「内なる子供たち」23名の様々なインナーチャイルドが並びます。Web上での閲覧にはなりますが、オーナーさんが様々な工夫を凝らし臨場感溢れるものとなっていますので会期後半も5月10日までお家でお楽しみいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。