プシュケー
プシュケー
どうしたらいいんだろう
ねえ、プシュケー
僕 間違っちゃたんだ
君に 刺すつもりだった 恋の矢
僕に 刺しちゃったみたいだ
ギリシャ神話の中に登場する人間の王女プシュケー。あまりにも美しいため美の神アフロディテに嫉妬されてしまいます。アフロディテは息子である愛と創造の神エロス(クピド)に頼み、プシュケーが卑しい男と恋に落ちるよう、矢を放つよう命じます。神々の武器を盗んだり、金の矢を放っては愛の虜にしたり、恋をたきつける松明を持ち、いたずらをして遊び回っていたエロスでしたが、間違って矢を放ち自分がプシュケーに恋してしまいました。その後、幾多の試練を乗り越え二人は一緒になります。
そんなプシュケーを思い描きながら描きました。個展にも出した作品ですが、その時より額を少しだけ小さなものにしました。この額もこの子によくあってると思います。可愛くできました。
パンジーやビオラはモチーフによく使いますが可愛い花だなあと思います。昔、種から育てたことがあって、庭いっぱいになったことがありました。夏頃種をまき苗を作って秋に地植えにし、冬越えさせるとすごく立派な株になります。木苺も育てていました。土地だけはあるのでターシャテューダ―のような花にかこまれた暮らしに憧れてましたが、なかなか大変な事です(;^ω^)ガーデニングも今は現状維持でいっぱいいっぱいです。モチーフは自分が好きな物を選ぶこともあれば、描いてみてそれから好きになる場合もあります。描くことで今まで知らなかった部分を知り、さらに好きになり、ずっと心に残ります。
絵はほんとに愛です。
プシュケー 225×158㎜ 水彩
2020年 SOLD OUT
東京曳舟(ひきふね)ギャラリーハイドランジアの展示へ足を運んで下さった方、ご購入下さった方、本当にありがとうございます。
18日までの展示となります。蝶をテーマとした見応えのある作品が並びます。ご無理の無い範囲で足を運んでくださると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
ではでは また