狼に気を付けて
狼に気を付けて
「狼に気を付けて」
ことりたちが ないています
あかずきんちゃん ごようじん
あまい ことばに きをつけて
するどい つめと
おおきな きばが かくれてる
あかずきんちゃん きをつけて
おおかみに きをつけて
こんにちは^^
ハイドランジアギャラリーでの展示2日目です。13時より始まります。
コロナもまた増えてきているようなのでご無理の無い範囲で足をお運び頂ければと思います。
今日は展示中の「狼に気を付けて」について、思いやエピソードなどを書いてみようと思います。
絵の大きさは150×105ミリの小さな絵です。
あかずきんちゃんが描きたかったというよりも、最初はフォークロアが好きなのでそれを絵に取り入れてみたくて描き始めました。小さい絵にさらに細かく毛を一本一本描きこんだり、装飾を施したりしたので、シニアグラス(あえて横文字で(笑))さまさまです。使用画材は水彩とアクリルを使いました。今までこの二つを併せて使う事が無かったのですが、意外と良いかなと思っていて、エッジの効いた表現がアクリル絵の具を使う事でよりできたかなと思います。細筆の相性の良い筆と出会ったのでちょっと楽しく描けました。写真だとわからないけどネコの髭が良いかんじにほそ~く描けたのが嬉しいです。
今回はマットを入れないで枠を自分で描いて文様を入れましたが、前からやってみようと思いながらやれてなかったので今回やっと取り入れてみました。小さな箇所で目立たないのですが、アンティークの布など参考にしながら、自分でこの絵にピッタリの模様考えて丸一日費やしました。あと枠のまっすぐの線を引くのが苦手で、苦労しました。たぶんというか確実に微妙に曲がってます💦これも味としましょう。いつも紙をカットするときも曲がってしまい苦労します。昔から工作は完璧にやったつもりでもどこかミスったりして正確さを要する仕事に向きません困ったものです。
小さなものの制作は絵に限らず何にしても大変ですよね。職人技のようになってきます。でも頑張って描くとそれなりに達成感があって楽しいので、また描きたいと思います。私は集中し出すと何時間でも机に座ってられるたちなのですが、それも健康に悪いので、間に家事などが入ってちょうどいいです。
狼は怖いし、不気味だし、ないほうがいいと思う方もいるかなあと思いながら、あえて入れてしまいました。ただただ可愛いだけという絵は実は苦手でついこんなかんじのものを入れたくなります。「狼に気を付けて」というタイトルですが、娘がいるので親心のようなものも出てるかもしれません(;^ω^)狼=男性とも限らず、詐欺とかセールスとかいろいろありますよね。この御時世いろいろ危険と隣り合わせですからね。油断したら駄目よ子猫ちゃん!私自信も気を付けないと💦
グリム童話のラスト(猟師に助けだされ、狼のお腹に石をつめて井戸へドボン)しか知らなかったのですが調べてみると元のペロー童話集ではあかずきんちゃんは食べられておしまいだそうです。子供の頃読んで最後の反撃にスッキリした記憶がありますが、大本は厳しい現実の教訓を描いていたようです。おそるべし!
ではでは